見直し以前の「いる保険」「いらない保険」の常識 を読んでみた
元保険屋さんからしても、読みやすい!
これから保険をご検討の方、なんとなく保険に入ってしまった方
初心者さんにおすすめです




そもそも保険はイザというときまとまったお金を受け取れるよう、事前にわざわざお金を支払っておくもの ある程度の貯蓄があれば、わざわざ保険料を支払って準備するまでもありません

貯蓄すら出来ない人が泣く泣く入るのが民間の医療保険です。

支出が限定されるリスクなら貯蓄での備えが合理的です 
たとえば入院 一般的な所得の場合、必要となるお金は食事代も含め月10万円程度が上限 
保証をアウトソーシング、つまり保険に頼るまでもなく、家計で対応することも可能でしょう 
保険に入れば、もちろん入院保障が得られますが、たとえ入院しなかったとしても、そのためのコストである保険料は家計から長年に渡り確実に支出されつづけることになります
実際に入院してみると、世間一般で言われているほどに医療費がかからないことに気づきます。
以前は高額な差額ベッド代が患者に請求され・・・なんてこともあったようですが、今は患者の同意なしには請求出来ないことになっています。

入院したとしても医療費は月10万程度が限度。

わざわざ保険に入って備える程の出費ではないのです。

本書はイラスト満載で読みやすかったです。
医療保険以外にも、学資保険や生命保険などにも触れています。

高額療養費制度や限度額適用認定証を知らない・・・!
そんな迷える消費者にまず一冊読んでみてほしいです
アマゾンのレビューでは割りと好意的なものが多く「勉強になった!」という感想が多かったですね。

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