とにかくアツい男だよ。

キャプチャ


頑なに取材拒否を貫いてきた名店の門が、いま開く
登場するのは……雪のようにふわふわでソースに溶けるキャベツ、芸術的コロッケパン、日本一予約の取れない高級ステーキ、宝物のようなドーナツ、「表3秒・裏3秒」の悶絶焼肉、59年間変わらない煮込み、女性ウケ必至の薫り高き路地裏ピザ、最後の晩餐にしたい牛テールおじや、“肉好きの聖地”が誇る刺し身……などグルメ垂涎のメニューがてんこ盛り!

難攻不落の未開の名店がここまで見せた! 
2万回以上の外食を誇る寺門ジモンが厳選に厳選を重ねた究極の30店!(Amazon商品紹介ページ)


寺門ジモンってただの美食家だと思っていたけど全然違った。

レベルが違った。

読んでみてわかるのは全人生を賭して食に心血を注いでいるんだなってこと。
本当に美味しいものが好きなんだっていうのが伝わってくる。
だからこそ一食一食に真剣で、そんな人が語るからこそ説得力がある。

ちょっとした表現もユーモラスでセンスある。
  • 銀座チョウシ屋のコロッペパンはリッツ10枚相当の水分が持っていかれる。
  • 40代以上は黒ウーロンで。
  • 大木屋のもんじゃは致死量級のでかさ 
食べること、すなわち生きること、わかる?
要は、どれだけ惚れ込んでいるかだよね
好きだとこだわるし、続けるだろうし、職人の経験値でお店のよさがわかる
そしてその店に行けば気付きがいっぱいでてくる

本を読む前は調子こいた嫌な美食家だと思っていた
でも読み終わると「本当に好きなんだね・・・(*´ω`*)」 とほっこりしている自分がいた

世にグルメ系ブログは数あれど、やっぱり寺門ジモン級まで突き抜けることは難しいよね
ここまでのライティング力を普通の人は有していないし、語れないよ。
だって美味しいものは「美味しい」としか表現できない
それ以上を語れっていったら難しいよね
そして本当に美味しいものは「地球上の言葉では表現できない。だから俺は「うおおお」って言っちゃうんだよね」とジモンさん

どうやって人を惹きつける文章を書けばいいのだろう・・・?と言ったら次の一文にヒントがある。

美味しいかどうか以外にも、そのお店のなにか素晴らしいところを発見したり、
光っているところを見つけたりできない人間、
そういうことに喜びを感じられない人間には美味しいなんて判断できません

よくB級なお店に行くんですけどそこに求めているのって美味しさ以外のものなんだよね
そこに価値を見いだせるか
そしてそれを掘り起こしてわかりやすく人に知らしめることが出来るか

グルメブロガーがうまく収益化できないのはどれも没個性的だから
本当に「いいね!」と思うお店をより効果的に紹介していくには、寺門ジモンさんの文章が大いに参考になります

取材拒否の店ってなんだかタブーな感じがしてまたそそるよね
本書は全年齢対象の健全な本であるにもかかわらずモザイクがたくさんなんだよ

取材に行き着くまでの裏話も面白いし、あとがきもまた面白い
グルメを語りながら、人生語ってるね。

▼書籍化第1弾




 ▼待望の第2弾

▼【完全保存版】取材拒否の店リスト

死ぬまでに一度は訪れたい、寺門ジモンが「取材拒否の店」で紹介したお店一覧 : ザックザク情報局

 




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