▼裁判傍聴って面白いんです
みなさんは裁判傍聴に行ったことがあるでしょうか?
被告人を目の当たりにしたことがあるでしょうか?
普通の人はないでしょうね
でも裁判傍聴って面白いんですよ
裁判傍聴をネタとして、エンタメとして広めたのが阿曽山大噴火さん
日本のお笑い芸人です
この方の「ネタ」は裁判傍聴
傍聴して面白かった事件をスケッチブックに乗せて紹介
裁判自体が面白いのでこの人のネタも面白いんです
本書「B級裁判傍聴記」では著者が長年かけて傍聴してきた事件の中からニュースでは取り扱われないような小さな小さな事件をB級と勝手に命名してまとめました
この方、芸人だけあってしゃべりもうまけりゃ、文章もうまい
軽快な文章でありながら臨場感ある裁判傍聴記です
ツッコミも的確で痛快なんですよ
裁判を面白いだなんて不謹慎だ、という人がいるかもしれません
でも、実際行ってみると、こんな人生もあるんだ、と視野が広がるんです。
自分の中の「常識」が破られるんです
若ければ若いほど、勉強になることがたくさんあると思います。
何のため、誰のために裁判をしているのかを考えると、裁判傍聴は恥ずかしい行為ではないと思うんだ。
それが傍聴歴10年目の結論。
裁判は、面白い
人間は、面白い
と、改めて痛感しました。
裁判官、検察官、弁護人、そして被告人から学ぶことは多過ぎる。
法定の中には、人生で必要なものがたくさん詰まってるんですよ。
これ以上の社会勉強はないと思うんだよなぁ。
でも、傍聴席はいつも空いている。
そう、いつも傍聴席は空いてるんです
裁判員裁判はさすがに混んでますけど、基本的には傍聴人がいない裁判がほとんど
社会人になってしまうと平日休みが取れなければ裁判傍聴は絶望的です
ぜひとも暇な学生の内に裁判傍聴デビューを果たしましょう
この本は裁判傍聴のハードルを取っ払い、その醍醐味である「多彩な人間模様」を見せてくれます。
傍聴記を読んでいるだけでも面白い。
実際行ったらもっと面白いはずです
ただ面白い裁判を引き当てるには少々のコツがありますので、つまんない裁判に当たってもめげないでくださいね
民事より刑事裁判っていうのは鉄板ですよ~
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