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せっかく花火大会に行くならキレイに花火を撮りたいですよね
花火撮影は設定をきちんとすればイメージ通りのものを「狙って」撮ることができます
スタンダードな花火写真から、ちょっと外したアートな花火写真まで、設定次第で様々に撮ることが出来ます
やっぱり写真って面白い!
一眼レフカメラを持っているけど、あんまり使いこなせてないや、、、という方、ぜひともこの夏はいろいろいじって素敵な花火写真を撮ってみてください!
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まずは基本設定から
●マニュアルフォーカス(MF)にしてみよう!
マニュアルにしたからといって難易度が急にあがることはありません。
オートフォーカスだとピントが合った時にしかシャッターが切れないのです
でも花火って一瞬なので基本ピントが合わないのです(笑)
マニュアルフォーカスにすることで遠くにピントを合わせてくっきり撮ったり、
手前にピントを合わせてボケさせたりと表現の幅が広がります
●長秒ノイズ設定をオフに
遅いシャッタースピードだと画像にノイズが発生します
それを自動で取り除いてくれる機能があるのですが、これを切ります
なぜならノイズを除去している間、カメラのシャッターが押せないからです
この花火撮らなきゃ!っていう瞬間にノイズ除去されてたら溜まったもんじゃありません
●リモートスイッチがあれば肉眼で花火鑑賞も楽しめる
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カメラに後付けで付けられるリモートスイッチ
スイッチを押している間だけシャッターが切れるというすぐれもの!
いろんなメーカーから、いろんなカメラに対応した商品が出ています
安いものは600円くらいから!
これがあると肉眼できちんと花火を見ながら撮影ができます
写真撮影に没頭しすぎると、レンズ越しに被写体を見る時間の方が多くて、意外と花火を肉眼でみていない・・・なんてことも起こりがち・・・
ちなみに私のカメラだとスマホと連動してリモートシャッターが切れますが、花火撮影の時にはあんまり使えないかな(^_^;)
●三脚はあると便利
三脚は必ずしも必要か?というとあると便利かなレベルです
意外と手持ちでもシャッタースピード2秒くらいまでならごまかせるかな?
三脚を立ててしまうと、もちろんキレイに撮れるんですが、立てた時点でもう構図が決まっちゃうんですね
自由度があまりなくなってしまうので個人的にはあまり好きではないかも(^_^;)
わたしの周りでは三脚は1万~1万5000円台のものを使っている人が多いです
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カメラが5万~20万レベルなので三脚もそこそこいいものをみんな選んでますね
決め手は?と聞くと、軽いこと、折りたたみ可能で持ち運びしやすいこと、安定感があることなどなどです
それでは撮りたい花火写真別にマニュアルモードで設定していきましょう(^q^)
まずはスタンダードに。闇夜に浮かぶ花火をくっきり撮りたい!
こうゆう花火写真、よく見ますよね
まるで花火の図鑑かのような、教科書的な撮り方
設定は 絞り値 F22/露出時間 2秒/ISO160 ピントは遠め でした!
とにかく絞りを絞ってF値を大きくします
すると隅々までくっきりした写真に
ISOは小さめの160でOK
暗いからISOは大きい方がいいのかな?と思いきや、被写体の花火って案外明るいので大丈夫なのです
露出時間は好みでちょい長めが美しいでしょうか
この時は2秒にしてみましたが、三脚ではなく手持ちで撮ってます(^q^)
シャッタースピードが早いと暗くなります
長いとその分明るめになり、手持ちだとブレてきます
ISOを大きめ(1600~3200)とかで撮るとこのように明るくなりすぎます
全体的に白っぽくなってしまってあんまり美しくないかな
これも撮影後かなりいじって色みを変えてこうなってます
もとの画像は見れたもんじゃないです(そしてRAWで撮ったので元画像をお見せできない・・・)
気づけば花火らしい花火を撮っていませんでした(笑)
カメラって設定を同じにすれば、同じに撮れるんです。
プロでも素人でも平等です
だからこそ、誰でも撮れる画を撮ろうと思わなくなってくる・・・
周りもみんな奇をてらってきて教科書的に撮る人が少ないですね\(^o^)/
普通の写真は飽きた!花火の玉ボケを撮ってみたい!
ファッションにトレンドがあるように、写真の世界にも流行りのような「撮り方」が存在します
今自分の周りで流行っているのが「花火の玉ボケ」
みんな競って花火の玉ボケを撮っています
ボケすぎて花火でなくてもいいんじゃないか
街のネオンで十分なんじゃないか
真っ当に花火を撮れなくなってきているなんて性格が歪んでいるんじゃないか、
様々な声が聞こえてきそうですが花火の玉ボケはマニュアルフォーカスで手前にピントを合わすだけ!
ピントのバーをチューリップのマークよりに
電子ビューファインダーならばカメラを花火に合わせながら自分の好きな玉ボケ感が出るあたりでピント合わせしてみましょう
ずっとオートフォーカスで撮っていたら、こんな写真は撮れないんですね
マニュアルフォーカスならではの表現らしいです
ぼけぼけさせたいのでF値は開放 1番小さい値にします
この技いろいろ応用できるので試してみるといいでしょう\(^o^)/
シャッタースピードを超遅くしてブレブレ感を楽しみたい!
写真の醍醐味って肉眼では見れない世界を演出できることだと思うんですよね
敢えてシャッタースピードを遅くして、敢えて思い切りカメラをブラしてみる!
そうすると摩訶不思議な世界が出来上がります
これはシャッタースピード2秒でカメラを思い切り回しました。
もはや花火であるのか怪しいところですが、、、
三脚に固定して、「キレイに撮る」ことだけを考えていたら決して撮れない写真です
他にもこのくらいのシャッタースピードでズーミングしたり、上下左右に振ったり、いろんな撮り方ができます
普通に飽きたらやってみましょう(^^)
でもこの撮り方、最終的な着地点をきちんと自分の中で持って撮るのが難しいのです敢えてシャッタースピードを遅くして、敢えて思い切りカメラをブラしてみる!
そうすると摩訶不思議な世界が出来上がります
これはシャッタースピード2秒でカメラを思い切り回しました。
もはや花火であるのか怪しいところですが、、、
三脚に固定して、「キレイに撮る」ことだけを考えていたら決して撮れない写真です
他にもこのくらいのシャッタースピードでズーミングしたり、上下左右に振ったり、いろんな撮り方ができます
普通に飽きたらやってみましょう(^^)
まだまだ修行が足りません。。。。。
ちなみに写真コンテストに出すような「作品」を撮るならば花火のアップではなく、「その会場らしさ」が出ているものが好まれる気がします。
ですのでもっと広角で人物を入れるとか、周りの景色を入れるとかするといいでしょう
普通の写真としても花火だけ切り取ったものより、自分や友達が写っていたほうが楽しいですよね
これから花火大会シーズン!素敵な一枚を撮ってみてくださいね(^^)
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▼すっごくキレイな写真ばっかりなんだけどこれを読んだだけでは同じものが撮れる気がしないw
でも最終的に目指しているのはこんな感じです
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